会話の中で、驚きを表現したい時によく使う言葉は、「本当に?」「嘘?」「マジで?」といったフレーズです。日本人からよく知られている「本当に」は「Really」ですが、Really以外にもたくさん「本当に」を表現するフレーズがあります。
今回「Really」以外にもたくさん「本当に」を表現するフレーズをご紹介します。
「Really」以外にもたくさん「本当に」を表す英語フレーズ
ついつい、簡単なので”Really”ばかり使っていませんか?
いつも同じ言葉を繰り返し使うと会話もマンネリに。もっと違った他のフレーズも使うことによって、会話のバラエティを広げたり、会話を盛り上がるはず。
会話の中で相槌として使える表現
Really? 「本当に?」
A: We are going to travel to Japan next month. 「来月日本に旅行に行くんだ。」
B: Really? Good for you. 「本当に?いいなあ。」
性別や年齢に関係なく最も使われている表現で、どんな場面でも使いやすい「Really=本当に」です。言い方によっては、驚いたり、疑っていたり、同意を表すような表現もできます。
Seriously? 「マジで?」
A: I saw Will Smith yesterday. 「昨日ウィル・スミス見たよ。」
B: Seriously?! Where? 「マジで?どこで?」
突然のことで驚いて聞き返したい時によく使う表現です。Seriouslyは本当にのニュアンスに加えて「マジで?」という表現も含まれています。
Are you for real? 「マジで?」
A: I’m going to get married next month. 「来月結婚するの。」
B: Oh my god! Are you for real? Congratulations! 「マジで!?おめでとう!」
省略して「For real?」でも同じ意味です。
Are you sure? 「本当にいいんですか?」
A: You can take this table. We are leaving now. 「この席を使ってください。私たちはもう出るので。」
B: Are you sure? Thank you so much. 「本当にいいんですか?有難うございます。」
Reallyと同様に、性別や年齢に関係なく最も使われている表現で、どんな場面でも使いやすい表現です。「Are you sure?」と全く同じニュアンスで「For sure?」と省略も出来ます。
どちらかというと、相手側が何かオファーをしてくれたり、あなたを思っていい事をしてくれた時に、「本当にいいんですか?」と聞きたい時によく使われるフレーズです。
Is it true?
A: Kate went back to Canada yesterday. 「ケイト、昨日カナダに帰っちゃったんだよ。」
B: Is it true? I didn’t know that.. 「それ本当?知らなかったな。」
「Is that true?」「Is this true?」とも言えます。You,She,Heなどを使わずにThat,This,Itなどを使うので、出来事や物事に対して「それは真実ですか?」「それは確かですか?」と聞きたいときに使います。
2. 信じられない、ちょっと否定的な意味を含む表現
信じられないことがあったり、否定したい時に使える表現です。
No way! 「ありえない!」「まさか。」
A: Did you like that movie? 「あの映画よかった?」
B: No way! It was boring. 「まさか。つまんなかったよ。」
友達同士でよく使われるカジュアルな英語です。相手の言っていることが全く信じられない時によく使われるフレーズです。
Are you kidding? 「冗談でしょ?」
A: Let’s go on a picnic! 「ピクニック行こうよ!」
B: Are you kidding? In this weather? 「冗談でしょ?この天気で?」
友人や家族間でカジュアルなニュアンスで使われます。全く知らない人などに使う時に、言い方によっては「この人失礼だな。」と思われてしまうかもしれないので、使い方には注意しましょう。
Are you joking? 「冗談でしょ?」
A: I’m going to travel the world by bicycle. 「自転車で世界一周するんだ。」
B: Are you joking? How?! 「本当に?!(冗談でしょ!)どうやって!」
先ほど紹介した、Are you kidding?と全く同じニュアンスで使えます。
What the hell? 「ナンテコッタ〜!」「マジで!?」
A: What the hell!? What happened to your hair?「何それ!?その髪どうしたの!?」
B: Please don’t ask me…. 「聞かないで・・・。」
どちらかというと信じられないことが起きた時に、使います。「マジで」と言うよりは本当に「ナンテコッタ!」と言うイメージです。^^
What!? 「え!?(本当に!?)」
A: Do you know Anne is dating with the guy. 「知ってる?アンこの人と付き合ってるんだよ。」
B: What!? I didn’t know! 「え、何!?(本当に!?)知らないんだけど!」
驚きすぎて何を言えばいいかわからない時に、「What!?」とよく出てしまいます。
3. 相手が言った事を繰り返して「本当に」を表現
こちらは、ネイティブがよく使う上級者編の「本当に」の表現です。相手が言った事柄について、再度繰り返し聞くことで「本当に?」と言うニュアンスを表現しています。
A: I met Ken yesterday, he speaks very well Italian. I was surprised. 「昨日ケンにあったよ。彼イタリア語がとても流暢に喋るから、びっくりしたよ。」
B: Does he? 「本当に?」
He speaks very well Italian. に対して相手に繰り返し聞いているので、Does he(speak very well Italian)?となります。Does heの後にspeak very well Italian本当は文脈が隠れていますが、繰り返しになるので、省略されます。
ちなみに、Canを使った場合は、
A: I met Ken yesterday, he can speak very well Italian. I was surprised. 「昨日ケンにあったよ、イタリア語をとても流暢に喋れるから、びっくりしたよ。」
B: Can he? 「本当に?」
doesではなくcanが優先されます。
A: Oh my god, this gelato is so delicious. 「ん〜、このジェラートすごいおいしい。」
B: Is it? Can I have a taste? 「本当?ちょっとちょうだい。」
This gelato is so delicious. に対して「本当に?」と聞いているので、Is it?になります。
相手が会話中でどの主語、どの助動詞または動詞を使っているかによって、返答を変える必要があります。英語に慣れてきたら、このような反応ができるようになると、かっこいいですね。
4. 文中に副詞として入れる「本当に〜だよね。」の表現
really, seriously, literallyを副詞として、文中に入れると「本当に〜なんだ」という意味で使えます。
Really 「本当に」
最も一般的で使いやすいです。
A: I think I really likes him. 「私彼のこと本当に好きだと思うんだよね。」
B: Oh my god, that’s amazing. 「本当に?いいじゃない!」
Seriously 「マジで」「本気で」
Seriously は、Reallyよりも強めの「本気で」「マジで」というニュアンスで使われます。
A: Are you seriously thinking about eating all that? 「マジでそれ全部食べるの?」
B: Oh yeah, why not. 「もちろん。」
A: I think that’s too much.. 「ちょっと多すぎじゃないかな。」
literally 「マジで」「本当に」
Literallyは本来「文字通りに」という意味ですが、日常会話では、どちらかというと「文字通りに」という使い方ではなく、物事を少し大げさに言ったり、「マジで」「ガチで」「本当に」など自分の気持ちや感情を強調したい時に使われます。ちなみにLiterallyのみで「Literally?」とは使いません。センテンスの中に含めて必ず使います。
A: I passed the exam finally! I literally almost died! 「ついにあのテストに受かったよ!マジで嬉しくて死ぬかと思った!」
B: Wow, congratulations! Happy for you. 「おめでとう!よかったね。」
まとめ
以上、「「本当に」は英語で?”Really”だけじゃない英語表現」でした。
Really以外にも「本当に?」を表すフレーズはたくさんありますね。もちろんフレーズを覚えるのも大切ですが、声のトーンや表情も大切!
声のトーンや表情によって会話の解釈が変わってきたりもします。
嬉しい時やビックリした時、ちょっと意地悪してみたい時や少し怒り気味にしたり、様々な声のトーンや表情を使って、相手にあなたの気持ちが伝わるように気持ちを込めて言ってみましょう!
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