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カナダで永住権を取得後、カナダに移住するメリット・デメリットを考えてみた。

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「カナダに移住したい!」「カナダ移住して失敗したって聞くけど実際どうなの?」と今回カナダへの移住を考えている人のために、実際にカナダ永住権を取ってカナダ移住をした者として、「カナダ移住のメリットとデメリット」を考えてみたのでご紹介します!

カナダで永住権を取得後、カナダに移住するメリット・デメリットを考えてみた。

それでは、順番に見ていきましょう!

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永住権と市民権の違い

永住権とは

永住権とは、日本国籍を所有しながら、カナダに住める権利を持つと言うこと。永住権があると、カナダに滞在することはもちろん、働いたり、怪我したときや必要な医療サポートが受けられます。もちろんその代わりに納税の義務も課せられます。またカナダのパスポートは永住権では持つことはできません。外国へ行く場合は、日本のパスポートで旅行する必要があります。

但し、永住権は更新が必要なんです。さらに、更新の際、永住権の有効期限の5年のうち2年間はカナダに住んでいる必要があります。但し、免除になる例外もあります。

市民権とは

まずはじめに、カナダで市民権を取るには、まず永住権を取得することが必要です。晴れて市民権を取得後は、先ほどご案内した永住権で受けられるポイントに加えて、①カナダのパスポートを持つことができる②選挙に投票・出馬することができる、また③カナダのパスポートが持てるんです。

永住権とは違い、市民権を取得後は、更新する必要はないので、市民権を自ら放棄しない限りカナダ国籍ということになります。

日本人は、二重または多重に国籍を持てない

日本では二重もしくは多重国籍を持つことはできません。しかし、カナダでは二重もしくは多重国籍を持つことは可能なんです。昔、TOEICの試験を受けに行って、隣のおばさんがパスポートを3つくらい持ってて「ええ!?」ってビックリした事がありますが、カナダでは”二重国籍・多重国籍オッケー”なんです。

日本国籍を持つ人でも、たまにカナダと日本の両方の国籍を持つ人をみます。法律的には、駄目!ですが日本に報告せずに二重国籍を持っている人もみます

そういえば、以前政治家の蓮舫さんが台湾と日本二重国籍の所有が発覚して問題になりましたね。結局台湾国籍を放棄して、日本国籍のみ取得していました。

カナダ移住のメリット

多国籍・多文化!移民に対して、優しいカナダ

移民が集まってできた国とも言えるカナダ。カナダ人は移民してくる新しいNew commersに対してとてもウェルカム!私の住むトロントには、同じ場所に何十カ国もの違う国からきた人がいることは結構普通!英語ができなくても、ちゃんと聞く姿勢や理解しようと努力してくれる人ばかり!人種差別はなく、どんな人にも平等で、とても礼儀正しく、優しい国です。

医療費が無料

カナダで市民権・永住権を持つ全ての人に対して、質の良い治療・医療のサポートが無料で受けられるのもポイント!基本的な医療費、必要不可欠な治療費など全て無料でサポートが受けられます。

教育費が無料

18歳までの教育費は無料です。カナダの教育システムは世界的にもトップクラス。質の良い教育サービス・カリキュラムが受けられます。但し、大学の教育費用は、大学費用が無料または奨学金制度のあるヨーロッパの制度に比べれば少しの高めです。但し、アメリカの大学に比べれば、安く大学へ行けます。

治安が良い

世界的に見てもカナダはとても治安の良い国の一つです。日本で暮らしていた時と比べても、カナダは夜遅くに一人で歩いていても安全ですし(知らない人に着いて行ったりしたら、危ないです)、犯罪なども他の国に比べて少ないです。

カナダ移住のデメリット

カナダは高い

近年バンクーバーやトロントなどカナダの大都市では、家賃が急上昇しています。最近ではトロントのワンベッドルームアパートメント(日本でいう1LDK)の平均が2200 ドルを超えたとのこと。

日本では、1000円以上するランチもあるけど、500円以内で外食できるお店もたくさんありますね。カナダで外食は、必ず10ドル以上はかかります。さらに日本にはありませんが、サービスを受けた場合、15パーセントから20パーセントのチップを支払うのは、当たり前です。

オンタリオ州トロントでは、最低賃金の値上げのため、物価もさらに上昇してしまいました。

税金が高い

まず消費税が13%!所得税や財産税もとても高いです。

カナダ政府のルール

カナダ政府の定めるルールがとても多くさらに厳しい。このルールの一つが、「お酒」は、LCBOやBeerStoreでしか販売できない、ビールなどをアルコールを取り扱うお店は必ず申請、ライセンスの取得が必要など。カナダ政府のルールや制約が多く、もちろんそれを判断するのに時間も、お金もかかるんです。日本も様々ルールの多い国ですが、対応も早く、期日も守って仕事を進めてくれるので、カナダと比べると色々とやりやすい環境だと思います。

医療サポート

メリットでも言った医療サポートですが、日本であればすぐに受けられる治療や手術でも、カナダでは治療を受けるまでにかなり長い間待つ可能性があります。私の知人も何人か手術を受けるのに6ヶ月も待っていると言う話を何回か聞きました。

厳しい冬、そして…

カナダは、寒い北国というイメージをお持ちの方は多いかと思います。はい、大都市のトロントでさえ、寒い時にはー30度に達する時もあるんです。

しかし、厳しいのはこれだけではない。一番の苦痛なのは”冬が長い”と言うこと!11月から本格的に寒くなり大体4月の下旬くらいまで寒い。日本では桜が咲いて、桜はとっくに散っているというのにカナダは寒い…。

まとめ

以上、「カナダで永住権を取得後、カナダに移住するメリット・デメリットを考えてみた。」でした。
カナダに来て思うことは、ここまで様々な国籍の人を同じ場所で見ると自分が生まれて育ってきた国のアイデンティティ(個性)ってすごく大切だなと思います。海外移住しても「日本人」ということを誇りに思って強みにして生きていきたいですね。^^笑

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