なぜカナダ?なんで多くの人がワーホリの渡航先にカナダを選ぶんだろう。
カナダはオーストラリアの次にワーホリ人気が高い国!
ワーホリのできる他国(オーストラリア・ニュージーランド・イギリス等)に比べて、カナダはとにかく”人種のるつぼ”です。移民の受け入れに寛容なカナダは、様々な国籍の方々と会う機会が多いです。
「多国籍の方との国際交流」、「しっかり勉強ができる」、「アメリカに近い」、「綺麗な英語」、「自然を満喫したい」と言った理由でカナダをワーホリの渡航先として選ぶ方が多いです。
人気都市としては、
- カナダ最大の都市「トロント」
- 世界で一番住みやすい都市にも選ばれる「バンクーバー」
- アジア人も少ない天候も暖かな「ビクトリア」
- アウトドアや自然を満喫できる「バンフ・ジャスパー」
- フランス語も学べるおしゃれな街「モントリオール」
それでは、順番に見ていきましょう!
1. カナダ最大の都市「トロント」
トロントの特徴(メリット):
- 北米のアナウンサーの標準語になっているほどきれいな英語です。
- トロントは、都市的にもカナダ最大ですが、多くのビジネスが集まる都市です。街並みも危ない部分を取り除いたアメリカ・ニューヨークのような感じ。都会が好きな方にはおすすめ。
- 国際色豊か。トロントの街には、チャイナタウン・コリアンタウンはもちろん、リトルイタリー、グリークタウン、インディアンタウン、ポーリッシュタウン、リトルポルトガルなどもあり、トロントに住む人の2人に1人が移民とも言われており、非常に国際的な体験をすることができます。
- フェスティバル、無料で参加出来るイベントや、アート(芸術)、フィルム(映像)、スポーツ等の1年中楽しめる行事が目白押し!
- 語学学校のレベルが高い。個人的な意見ですが、語学学校のプログラムや先生がしっかりしているため、他の都市よりもトロントで語学を学ぶ方が上達も早いです。
- バンクーバに比べてアジア人が少ない。語学学校にも、アジア人だけでなく、南米やヨーロッパ、中東の方も満遍なくいます。
- 仕事やシェアハウスも他の小さな町より見つけやすい。
トロントの特徴(デメリット):
- 冬の寒さ。夏は気温20〜30度でカラッとしていて過ごしやすいトロントですが、時にはマイナス30度の冬の寒さは日本人の大敵です。但し、日本の家とは異なりセントラルヒーティング(暖房)が必ず備えられていて、家の中では半袖1枚でも過ごせる暖かさ。人によってはトロントの方が日本より過ごしやすいなんてこともあります。
- 2016年現在ですが、多くのワーホリの方が仕事探しに苦戦しているようです。
ワーホリの仕事内容:
カナダのビジネスが集中しているトロントは、仕事の内容も様々!
挑戦できる職種も自分の経験や英語力次第で、いろいろな職業への可能性があるのが、トロント。
- 飲食関係(日系レストラン・レストラン・バー・カフェ等)
- 日系企業(日系企業も多くあるトロント、日系企業への就職をしている方もたくさんいます。)
- 旅行関係(ホテル・ゲストハウスなどの仕事や、ナイアガラ関連のツアーガイドをしている方もいます。)
- 映像・フィルム系
- IT関連
トロントの物価:
- やや高め
2. 世界で一番住みやすい都市バンクーバー
世界一住みやすい都市に連続で選ばれているバンクーバーは、トロントに比べると街は少し小さめです。
バンクーバーの特徴(メリット):
- 仕事探しがしやすい!日系企業を含め、アジア系の企業が多いので、仕事探しやワーホリ後の就労ビザもおりやすいのが、バンクーバー。
- カナダの中でも暖かで安定した気候。冬でも氷点下になることもあまり少ないバンクーバー。カナダの寒さが苦手な方にはおすすめ。
- 都市と自然両方味わいたい方におすすめ。都会のダウンタウンは、海と山に囲まれた、美しい街として有名。
- 語学学校や専門学校の数も一番多く、バンクーバーでしか取れないライセンスのコース等も豊富です。
- シアトル、ビクトリア、ウィスラー等の直ぐ近くなので、気軽に旅行へ行けます。
バンクーバーの特徴(デメリット):
- アジア人がとても多い。
- 街が小さいので、都会が好きな人は3ヶ月で飽きてしまうと言います。
- 冬は、寒くなりにくいですが、冬の間は天候も悪く、雨が多いです。
ワーホリの仕事内容:
アジア系が多いバンクーバーは、日本人に有利!
トロント同様に、挑戦できる職種も自分の経験や英語力次第で、いろいろな職業への可能性があります。ワーホリ後の就労ビザもどちらかというと出やすいのがバンクーバー!
- 飲食関係(日系レストラン・レストラン・バー・カフェ等)
- 日系企業(日系企業も多くあるトロント、日系企業への就職をしている方もたくさんいます。)
- 旅行関係(ホテル・ゲストハウスなどの仕事や、ツアーガイドをしている方もいます。)
- 映像・フィルム系
- IT関連
バンクーバーの物価:
- 高い
3. フランス語も学べるおしゃれな街 モントリオール
カナダ第2の都市、モントリオールは、日常的にフランス語と英語が使われているバイリンガルな街です。ヨーロッパと北米の雰囲気を混ぜたような街並みでとてもおしゃれ。ファッションや芸術が好きな方にオススメです。
モントリオールの特徴(メリット):
- アジア人が非常に少ない。ヨーロッパや南米の方が語学学校にも多いようです。
- また、モントリオールは芸術、ファッションの街としても有名!ファッショナブルな方や、音楽やアート、教会や美術館が街に溢れています。
- イベント・フェスティバルが1年中目白押し!
- 英語、フランス語が一緒に学べる。
モントリオールの特徴(デメリット):
- ケベック州にあるモントリオールは、英語というよりフランス語が公用語です。ホームステイでもフランス語が日常会話になっていたりと、英語を勉強する目的であれば避けた方がいいです。もちろんフランス語と英語を学びたいなんて方にはおすすめ。
- 仕事が見つかりにくい。バイリンガルのモントリオールでは英語・フランス語を話せない厳しいです。
- トロントよりも北にあるモントリオールは、冬の時期、非常に寒いです。
- 語学学校もトロント・バンクーバーに比べると少なめ。
ワーホリの仕事内容:
自分の能力次第で仕事も変わりますが、基本的にフランス語が話せないと仕事に有り付くことは難しいモントリオール。
- 飲食関係(日系レストラン・レストラン・バー・カフェ等)
- 旅行関係(ホテル・ゲストハウスなどの仕事や、ナイアガラ関連のツアーガイドをしている方もいます。)
モントリオールの物価:
- 普通
4. アウトドアや自然を満喫できるカナディアン・ロッキー山脈地域「バンフ・ジャスパー・ウィスラー」
これぞカナダ!自然を大満喫できるのがカナディアン・ロッキー山脈周辺地域のバンフやジャスパー、ウィスラーです。
カナダは冬になると求人情報も少なくなりますが、冬の時期でもスキーやスノーボード客等で賑わう山脈地域は、冬の時期でも働ける場所となっています。
バンフ・ジャスパー・ウィスラーの特徴(メリット):
- カナダの大自然を大満喫できます。
- 冬のアクティビティはもちろん1年を通して楽しめるアウトドアリゾートです。
- ヨーロッパなどからもたくさん働きに来ていてリゾートで仕事をしたいワーホリの人にはおすすめです。
- バンクーバーへ簡単に行けます。
バンフ・ジャスパー・ウィスラーの特徴(デメリット):
- 学校の数はとても少ないですので、学校の選択肢はほとんどありません。
- 観光地ということもあって、職種はお土産屋さんやハウスキーピングなどの仕事がメインになるでしょう。もちろん人によってはインストラクターをしたり、ツアーガイドをする方もいます。基本的に観光産業の仕事がメインです。
- 出会いのチャンスが少ない。トロントやバンクーバーに比べて小さな町なので、たくさんの人と出会いたい、国際交流が目的!なんて方には不向きです。
ワーホリの仕事内容:
観光関連のお仕事が主になります。
- 飲食関係(日系レストラン・レストラン・バー・カフェ等)
- 旅行関係(ホテル・ゲストハウスなどの仕事や、ツアーガイド、インストラクターをしている方もいます。)
バンフ・ジャスパー・ウィスラーの物価:
- やや高め
5. アジア人も少ない天候も暖かな「ビクトリア」
ビクトリアの特徴(メリット):
- カナダでも特に温暖な気候が特徴的な、1年を通して過ごしやすい街です。
- カナダでも有数の観光地で、街並みがきれいです。
- 町は小さくのどかで暮らしやすく、自然あふれる環境。
- バンクーバーへも船で1〜2時間程度で行けます。
- アジア人が少ない。
ビクトリアの特徴(デメリット):
- 語学学校が少ない。
- 街も小さく、エンターテイメントも少ない。
ワーホリの仕事内容:
仕事の求人の少ないビクトリアですが、ワーホリの数も少ないので、仕事は見つけやすいです。
- 飲食関係(日系レストラン・レストラン・バー・カフェ等)
- 日系企業(日系企業も多くあるトロント、日系企業への就職をしている方もたくさんいます。)
- 旅行関係(ホテル・ゲストハウスなどの仕事や、ナイアガラ関連のツアーガイドをしている方もいます。)
トロントの物価:
- やや安め
まとめ
ワーホリの成功のコツは、自分がどれだけ挑戦できるか、やる気次第で変わってきます。
しかし、渡航先によっては、自分のやりたいことができなかったり、機会が少なかったりします。
このワーキングホリデープログラムを使ってどのような生活や仕事を送りたいかイメージして自分にあった場所を選びましょう!