日本では当たり前の敬語、丁寧語、尊敬語ですが、海外テレビやドラマを見ていると「英語には敬語なんてない!カジュアルでいいな。」なんて思ったこと思いませんか?それは嘘!英語にももちろん敬語・丁寧な表現が存在します。
今回、英語にも敬語がある!仕事・ビジネスで使える丁寧な表現5選。を紹介します。
- お願い・何か尋ねる時
- 断る時 Sorryを使うべし
- 単刀直入に言わずソフトな表現をする
- 相手へ反対・反論する時
- 誘いを断る時
- その他、覚えておくといいフレーズ
1. お願い・何か尋ねる時
”Could you / Would you ~?” 「〜してくれませんか?」
”Would you open the window?”
「窓を開けてくれませんか?」
”Would you do me a favor?”
「お願いを聞いてもらえますか?」
”Could you get me some bread?”
「そのパンを取ってもらえますか?」
”Could you call me later?”
「後ほどお電話を頂けますか?」
Can you ~? / Will you ~?も同じように使うことができますが、過去形のCould you / Would you ~?を使うことで丁寧な表現になります。
”May I / Can I ~?” 「〜してもいいですか/〜しましょうか?」
”May I help you?”
「お手伝いしましょうか?」
”May I have your phone number?”
「お電話番号を頂けますか?」
”Could / Can I get your name?”
「お名前をお伺いできますか?」
”Could / Can I borrow your pen?”
「ペンをお借りできますか?」
I want to use your pen.と自分の意思を伝えるよりも使ってもいいか相手に質問・許可をとる方が丁寧です。
”Would(Do) you mind if / Would(Do)you mind ~ing?” 「〜してもいいですか?」
Would you mind if I opened the window?
「この窓を開けても大丈夫ですか?」
Do you mind if I ask you some questions?
「いくつか質問してもいいでしょうか?」
Would you mind opening the window?
「窓を開けてくれませんか?」
Do you mind carrying this?
「これを運んでもらえますか?」
”I am/was wondering if ~” 「〜して頂ければと思っていたんですが」
I was wondering if you could have time after lunch.
「お昼の後に、もしお時間頂ければと思っていたんですが・・(お願い)」
I am wondering if you can help me.
「もし手伝って頂ければと思っていたんですが・・(お願い)」
I was wondering if I could join this project.
「ぜひこのプロジェクトに参加できればと思っていたんですが・・(お願い)」
2. 断る時 Sorryを使うべし
”I’m sorry but ~” 「申し訳ございませんが〜」
I’m sorry but I can’t help you.
「申し訳御座いませんが、お手伝いすることができません。」
We’re sorry but it is no longer available.
「申し訳ありませんが、ご利用頂けません。」
I’m sorry but I have no idea.
「申し訳ありませんが、わかりかねます。」
3. 単刀直入に言わずソフトな表現をする
I am wondering if it is a mistake.
「間違いじゃないかと思ったんですが・・」
▶︎This is a mistake!!!と単刀直入に言うより、これは間違いじゃないかどうかと思いました。とソフトに遠回しに伝えると丁寧です。
The project is a little bit behind schedule.
「そのプロジェクトは計画よりも少々遅れています。」
▶︎The project is behind schedule!(その計画は遅れています。)というより、少々〜(a little, a bit, a little bit, slight, slightly, small, one or two.を使って)と伝えた方が丁寧になります。
Perhaps I’m not making myself clear.
「おそらくしっかりとお伝えできておりませんでしたね。」
▶︎You don’t understand me(あなたは理解できていない。) ではなく、こちらの説明不足で申し訳ありませんといった謙虚な感じになります。
4. 相手へ反対・反論する時
I understand what you’re saying but I think ~
「あなたの言いたいことはよくわかりますが、私は〜と思います。」
▶︎I understandの代わりに、You’re right またはI seeなども使えます。
Yes that’s true, but I’m not sure that ~
「そうですね、ただ私は〜できるかわからないです。」
▶︎I’m not sure で明確ではない、わからないですがと言った意味です。
5. 誘いを断る時
I’m afraid I can’t go there today.
「恐れ入りますが、本日はいくことができません。」
▶︎恐縮ですが、恐れ入りますが、残念ながらの意味のI’m afraidを使って申し訳ない気持ちを伝えます。
I’d love to but I can’t join.
「本当に行きたいんですが、いけません。」
▶︎参加したいんだけど、いけないんだという断り方です。
That sounds great but I have to do this.
「とってもいいですね!ただ私はこれをやらなくてはいけないので・・」
▶︎こちらも上のI’d love toと同じで”それはいいね!ただ〜でできないんだ”という断り方です。
6. その他、丁寧な表現とカジュアルな表現比較
〜したいです。
(カジュアル) I want to ~.
(丁寧) I would like to / I would love to~.
ありがとう。
(カジュアル) Thanks! / Thank you.
(丁寧) I appreciate. / Thank you, sir.
もちろん
(カジュアル) Sure! / Not at all. / No problem.
(丁寧) Certainly.
どういたしまして
(カジュアル) You’re welcome. / Welcome.
(丁寧) My preasure.
すみません
(カジュアル) I’m sorry.
(丁寧) My apologies. / I apologize.
まとめ
以上、英語にも敬語がある!仕事・ビジネスで使える丁寧な表現5選。でした。
英語でも日本語と同様に謙虚な態度を相手に見せることで丁寧さ尊敬の気持ちを伝えていますね。英語を覚えるのもいいですが、一番大切なのは相手のことを気遣ってますよという尊敬の気持ちかもしれません。
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