トロントに来る学生やワーホリの方で最も一般的な住居が「シェアハウス」!
日本でも最近ではシェアハウスが流行ってきていますが、カナダでは昔からシェアハウスは多く留学生のみならずカナダ人も普通に利用しています。カナダ・トロントのシェアハウスは、特に不動産等を通さず、オンラインのクラシファイドや新聞広告から見つけた住人募集へ連絡し、直接オーナーの人と契約を結ぶような形になります。
トロント・シェアハウスの家賃相場
シェアハウスに含まれるものとしては、自分のプライベートな個室、共同スペースとして、リビングルーム、キッチン、バスルームが用意されます。
※キッチン・リビングルームは一緒になっている場合もあります。
アパートメントとは、異なり家具やキッチン用品等生活に必要なものはすべて備え付けられていることがほとんどです。家賃には、光熱費・水道代は既に含まれており、インターネットは付いているところと自分でつけなくてはいけないところ(もしくは他の利用者と割り勘)とあります。
家賃相場
ダウンタウン 600ドル〜/1ヶ月間
ミッドタウン 500ドル〜/1ヶ月間
※立地やお部屋の状態によっても料金は様々。
治安の悪い・危ない地域
トロントのほとんどの地域で、治安の悪い・危ない場所はありません。
ほとんどありませんが、あえて言えばこちらになります。
Finch & Jane エリア
Sherbone & Carlton エリア (ダンダススクエアのイーストエリア)
※一度歩いてみると雰囲気が違うのでわかると思います。ただ1ストリート行くとダウンタウン、危ないエリアも地域開発が進んでいるので無くなってきています。
シェアハウスを選ぶ時のポイント
交通の便の良さ
トロントでは地下鉄が現在2本しかないため、地下鉄駅周辺にある物件となるとかなり限られてしまいます。24時間の公共交通機関が通っているところであれば、交通の便は良しだと思います。基本的にメジャーなストリートには、バスもしくはストリートカーが通っています。地下鉄は深夜1時半頃に閉まりますが、バスやストリートカーは基本的に24時間なのでとても便利です。
何人でシェア?
ベストは、4人以下です。
シェアハウスは、バスルーム、キッチン、リビングルームと他の人とシェアになります。特にバスルーム(トイレ・シャワー)、キッチンを何人でシェアするのか必ず確認しましょう。多いところで、8人〜10人でキッチンとバスルームをシェアなんてところもあります。夕方ディナーの時間にキッチンを使いたいけど、他の人が使っているから使えないなんてことになりかねません。
インターネット有り・無し?
インターネットの有無は、必ず確認しましょう!全くない場合、住人同士で割り勘、家賃に含まれている場合等様々です。全くない場合は、自分でインターネット会社で契約となると、家の工事が必要だったり、毎月45ドル以上余分に掛かってしまいます。毎月住人同士でインターネットを割り勘していたり、もちろん家賃に含まれている場合、色々あります。
学校探しや仕事探しや宿題の課題をするにしても、今の時代インターネットは必須です。
インターネット環境は必ず入居を決める前にオーナーさんに確認しておきましょう。
ランドリーについて(洗濯機・乾燥機)
意外と忘れがちなのが、ランドリー!トロントの多くのシェアハウスでは、洗濯機や乾燥機はありません!ここで必ず確認しておきたいのが、シェアハウス周辺のコインランドリーの有無!日本では珍しいコインランドリーですが、カナダ・トロントでは一般的です。
洗濯は、週1回は必要になると思います。週1回となると量も結構多くなりますね。
家からコインランドリーまで大量のランドリーを持ち運びするのは、結構大変です。
コインランドリーが家周辺にあるかも、部屋探しの1つのポイントになると思います。
ちなみに、洗濯機は一回小さいもので2.25〜大きいもので6ドルほど、乾燥機は5分間で25セントほどです。
ハウスルールの確認
特にオーナーが一緒に住んでいる場合、ハウスルールがあることがあります。
私は、一度見学に行ったところ、リストになっているハウスルールを渡されたことがあります。
住む前から言ってくれる場合はいいですが、住んでからあれ?!そうだったの?なんてことがないように、入居の際に気をつけること、もしくはしてはいけないこと、注意点などを確認しておきましょう。
シェアメイトは、日本人?それとも外国人?
あなたが英語初心者であれば、日本人とのシェアをオススメします!英語学習のため、シェアハウスでも外国人と共同生活を!と思っている方も多いかと思います。日本人同士だと当たり前な習慣や文化は、もちろんその人によって異なります。毎日友達を連れてきて遅くまでパーティーでワイワイしていたり、掃除を全くしない、片付けない、人の食べ物を勝手に使うなど、ありえない!?なんてこともあります。もちろんそんな方ばかりではないと思うし、日本人でもそんな人はいるかと思いますが、語学学校や仕事をするのであれば、そこで知り合った外国人と英語をどんどん使えばいいし、家でも落ち着けない!というよりは、日本人とシェアをして、お互い情報を交換したり、今日あったことなんかを日本語で会話をすることも大切です。家は何よりも落ち着けることが一番!だと思います。
シェアハウスの部屋探しおすすめウェブサイト
日本人とシェア希望の場合: e-Maple , Jpcanada掲示板 , bits lounge
外国人とシェア希望の場合: kijiji , craigslist , viewit.ca
e-Mapleは、Kijijiやcraigslistと比較しても結構安い物件が多いので、日本人とシェア希望するにせよしないにせよ、確認しておくといいと思います!
部屋探しから契約までの流れ
部屋探しは、入居の1〜1か月半前から始めましょう!
早すぎるとお部屋の掲載がなかったりします。また直前すぎても見つからなかったりするので、1〜1か月半前がベストだと思います。
オンライン・クラシファイド等で気になるリスティングを見つけたら、直接電話またはテキスト、メールをしましょう。連絡方法は、電話がベストです。特にメールの場合、返信がない場合もあります。
(例)
”Hi this is 〇〇, I saw an ad on e-maple, I would like to see a room for rent, if it is still available.”
『こんにちは、〇〇と言います。広告をe-mapleでみました。もしまだ空いているようであれば、見学をさせて頂ければと思います。』
見学をして、気に入れば、その場で契約の場合どのような手続きをすればいいか確認しましょう!物件によって、契約の仕方は異なりますが、基本的には初月の家賃をデポジットとしてオーナーに支払い、入居当日に最終月分の家賃を支払います。簡単に言うと下記のようになります。
(例)
家賃 500ドル(全込)
(契約時) 500ドル(初月分家賃をデポジットとして)を支払う
(入居時) 500ドル(最終月分の家賃)を支払う
(2ヶ月目以降) 毎月500ドルを支払う
(最終月) (入居時に支払った500ドル分が適用されるので)家賃の支払いは不要。
もちろん、部屋を引き渡す場合は、何ヶ月前にオーナーに伝えればいいか確認もしておきましょう。寸前すぎる場合、最終月の家賃が返金されない場合もあります。
部屋探しは迷っている時間はありません!!もしいい物件があれば、すぐになくなってしまうこともあるので、良ければその場で支払い物件を決定しましょう!
カナダで口約束は、信用できません。日本と違い、デポジットの支払いがない場合、他の方に決定されてしまいます。
そこで良ければ、直ぐにデポジットを支払い物件を決定しましょう!
不審な点があったり、トラブルにあった場合、普通そんなことはあるのか、周りのカナディアンやこちらに長く住んでいる人に確認してみましょう。
まとめ
以上、【トロント部屋探し】シェアハウス編でした。
特に長期で滞在する方にとっては、なかなか慣れない海外生活。あなたにとって快適なお部屋を探すというのは、とても重要になると思います。こちらの記事が参考になれば、嬉しいです。
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