海外にワーキングホリデーや学生ビザなどで来て、お仕事を探す時に必須アイテムのレジュメ(履歴書)!
今、仕事を探しているところですか?
まずはじめにすることは、仕事を探すこと・・・ではなく、まずは履歴書を書くことです!
いくら求人サイトを探していい求人が見つかっても、履歴書が手元になければその機会を逃してしまいます。仕事探しは、スピードが命です^^
二度手間にならないように履歴書を準備してから、求人サイトや実際に仕事を探すようにしましょう!
今回初心者の方でもわかりやすい履歴書の書き方をご紹介します。
完璧なレジュメ(英文履歴書)を書いて仕事GET!
それでは順番い見ていきましょう!^^
1.レジュメ(Resume)とは?
レジュメ/レジメ(Resume)とは、英文の履歴書のことです。
日本だとアルバイトを探す時、Hot pepperなどの求人マガジンから求人しているお店や会社を見つけて電話して面接と言う流れですよね。カナダではワーキングホリデーやパートタイムのアルバイトなど仕事を探す時、基本的にこの英文レジュメをお店に直接行って渡して担当者から電話がかかってくるのを待ちます。
レジュメのサンプル
2. 基本的なレジュメのフォーマットを知ろう!
英文レジュメの必須項目を押さえよう。
①氏名、連絡先(PERSONAL INFORMATION)
- First / Last name(名前/苗字)
- Address (住所)
Street Address(ストリート番号とストリート名) / City(都市) / Province(州) / Zip code(郵便番号) の順番 - Phone Number(電話番号)
携帯電話番号もしくは電話を持ってなければ、ホームステイ先に電話番号を聞く。
※基本的に電話で面接のアポイントが来る事が多いので、持っていないのであれば持つようにした方が仕事は見つかりやすいかもしれません^^ - E-mail (メールアドレス)
②希望職種で使えるスキルやアピールできる経験の要約(PROFESSIONAL SUMMERY)
- 雇用者がすぐにあなたを雇いたいと思えるような内容にしましょう!今までの職務経験を生かして、あなたの希望している仕事に役立てるであろう情報を書きます。
- ここでは過去形を使って今までどんな事をしてきたかを書くより、現在形を使ってこれから新しい会社で役立てるであろう事を書く方がインパクトが出ます!
③技能(SKILLS / HIGHLIGHTS)
- あなたの希望しているお仕事に必要であろうあなたの持つスキル6〜8個ほど挙げましょう。
- このスキル部分は読みやすいように多くても3ワードまでに収まるようにしましょう。
- 特にスキルがないとしても’Fast learner(仕事の飲み込みは早い)’, ‘Outgoing personality(外向的な性格)’ or ‘Excellent attention to detail(細部まで気使いができる)’などあなたの特技を挙げましょう!
- 最後に”.(ピリオド)”は入れる必要ありません。
④職歴(EXPERIENCE / WORK HISTORY)
- 職歴は最も新しい情報が最初!どんどん古い情報になるように書きましょう!(日本とは逆なので注意!)
- Job title(職務)は、わかりやすいように省略せずに全て書きます。
- 仕事を始めた年と月、仕事をやめた年と月は必ず書きましょう。
仕事をまだやめていない場合は、2015/09 – Currentと書きます。
⑤学歴(EDUCATION)
- 学歴も最も新しいものから書き出します。
- もし専門学校や大学へ行ってない場合は、高校のみを書きます。
⑥資格や免許(Licenses and Certifications)
資格や免許など、募集職種に関係があるものを記載します。
たくさん記載すればよいというものではなく、必要なものが伝わるように、職種に関係があるものに厳選しましょう。
記入例:
- TOEIC Score 875, July 2012/TOEIC スコア875 2012年7月
- Ontario Food Handler Certificate/オンタリオ州フードハンドラー
- Ontario Smart Serve Certificate/オンタリオ州スマートサーブ
- Class ‘G’ Driver’s License/普通車運転免許
日本の履歴書とは違う英文レジュメで不要な情報は?
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Photo from thebalancecareers.com
カナダ、アメリカでは、employment discrimination(雇用差別)は、つまり容姿や年齢、性別、障害があるかないか、国籍、肌の色などで雇用者が雇用するかどうかを選ぶ事はご法度とされています。
① 本人の顔写真
※モデルや俳優・女優など、容姿で雇用主がその人を雇うかどうかを決める職業は必要。
②生年月日
③年齢
④性別
⑤通勤時間
⑥志望動機(カバーレターに記載します)
⑦家族構成(配偶者の有無など)
⑧年収、希望年収
日本で就職活動などをしている時に、顔写真でこの人を書類選考するかどうかなんて本当か嘘かわからない噂も聞いたことありますが、カナダではそういった見た目での差別はできないんです。
但し、〇〇大学卒業だから、面接してみる。や〇〇大学だからポイント高い。などの学歴差別は残念ながらあるようです。
3. ここは押さえておきたい英文レジュメの書き方、暗黙のルール
①職歴・学歴は「新しい順」に書く
海外では、最新・直近の経験や業績が重視されるので、職歴や学歴は新しい順に書こう。日本の履歴書とは逆になるので注意しよう。
②一瞬で興味を持ってもらえるように読みやすい履歴書を作るように心がけよう。
あなたの履歴書を受け取って、じっくりと読んでくれるほど、多くの雇用者またはマネージャー、人事担当者は、時間がありません。見てすぐわかるような読みやすい履歴書になるように作ろう!
・主語は省略、動詞から始める
Maintained restaurant inventory, ordering more napkins, linen and silverware as needed. (ナプキンやリネン、フォーク、ナイフなど必要に応じてレストランの在庫管理をしました)
というように、主語(I, you)などは全て省略です。
・A/Theの冠詞も省略
・数字はアラビア数字を使う
例えば:
・Two years of supervisory experience.
・2 years of supervisory experience.
どっちの方が注目がいきますか?
数字を書くときはアルファベットではなく、アラビア数字を使うことで、履歴書が断然に見やすくなります。
・フォントスタイルは、Arial、Times New Roman、Centuryが一般的。
住所や日付の数字はGeorgiaや、印刷にはPalatino Linotype(Mac:Palatino)フォントがよく使われます。フォントカラーは、黒か濃いグレーが一般的です。用紙は基本的に白。
③過去の経験を記載する場合は過去形の動詞を使う。
過去の経験を記載するときは過去形の動詞を使いましょう。
④継続中の経験を記載する場合は進行形の動詞を使う。
継続中の経験は現在進行形を使います。また、あなたが希望する職場で活かせるであろうスキル(技術)は、現在形を使いましょう!現在形を使うことで力強い印象になります。
⑤積極的に自己アピールする自信満々ナルシストな履歴書を書く!
日本でもそうですが、履歴書は謙虚ではなく積極的に自分をアピールしましょう!
まずは、履歴書を渡してから、面接まで持っていけるかどうかです。
⑥レジュメの長さは原則1ページ
原則的に1ページに、経歴・資格・特殊技能などを簡潔にまとめよう!
雇用主は人事以外にもいろいろすることがたくさんあります。つまり、あなたの履歴書を隅から隅まで見ている時間なんてないんです。なるべく簡潔で分かりやすくあなたを雇いたいと一瞬でわかるような履歴書を作りましょう!
どうしても2枚になってしまう場合、両面印刷して1枚になるようにしよう^^
⑦探している職種ごとにレジュメを用意しておく
できれば、探している職種によってレジュメを用意しておくといいです。
というのも、レストランのサーバーと語学学校のカウンセラーのお仕事って全く違いますよね?語学学校のカウンセラーの募集でスキルのところで「Thorough knowledge of menu offerings, including gourmet food, spirits, and wine pairings.(お酒やワイン、高級食材を含めて料理提供するにあたって必要な知識があります。)」なんていっても「え?、語学学校のカウンセラーのお仕事探しているんですよね?」ってなっちゃいますよね。
なので、できればレジュメは職種ごとに用意しておく方がいいです!^^
まとめ
以上、「完璧なレジュメ(英文履歴書)の簡単な書き方、3つのポイント!」でした。
日本とカナダでは結構履歴書に違いがありますよね?
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